A.平均取得単価とは、売却までの期間に購入した株式について、手数料を含めて 1株につき平均いくらで買付けしたかを表します。 特定口座では、平均取得単価を元に損益計算を行います。 【注意点】 ①同一銘柄の株式を2回以上購入した場合は、総平均法に準ずる方法で計算します。 ②前日までに保有していた銘柄を売却後、同一日に買い戻した場合は、前日までの保有分と当日の取得価額を平均化して取得単価を算出します。 ③米国株式は国内約定日(現地約定日の翌営業日)ベースに同一銘柄の同一日とみなして計算します。 ④同日中に、同一銘柄の株式を複数回にわたって売買した場合、特定口座の制度上、「売り」が先であっても「買い」が先にあったものとみなして取得単価を計算します。 例えば、ある銘柄を一旦売却して利益や損失を確定させ、再度同一銘柄を同日中に買付した場合、実際の売り・買いの順序に関係なく、先に買付があったものとします。 買付の取得単価は、前日から繰越された取得価額と当日の全ての買付の取得価額を平均した価額をもとに計算します。譲渡損益は、その日の最後にすべての売却があったものとして計算されます。 【計算式】 平均取得単価=取得価額÷保有株数 取得価額=(約定単価*約定株数)+手数料(税込) |